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本学の教育方針

真の人間性を培う“天性教育”

学校法人 燈影学園は、“争いのない生活”を標榜し、ミリオンセラー『懺悔の生活』を通して多くの人々に影響を与えた実践的思想家・西田天香によって昭和8年(1933)に発願設立されました。彼は人間の生き方において争いのない生活を希求し続けた結果、「自然に適った生き方をすれば人間は許されて生かされる」という大悟を得、生涯を通じてその生き方を貫徹実証した人です。

「教育の仕方にも、枝葉のことを不自然なやり方で教える教え方と、根本のことを自然な方法で教える教え方の二通りあるようです。(中略) 『学校に行ってまごついた習い方をすると、枝葉のことは覚えるか知らぬが、根本のことを失う惧れがある。それよりは、むしろ学校に行かぬ方がよいと思う』と言いたいのであります。殊にこの頃の学校教育は、どれだけ覚えましても、一番大切な人格は墜落さすことがどうやら多いらしく、『学校に子供をやることはむしろ損じゃ』と思わすほどで、そうしてこの考えはそんなに間違った考えではないと思うのであります。(中略) 本来の魂を失わないよう、世間の枝葉の学問に誘惑されないよう、それらを知ることは差し支えないし、粗末にしてはならぬが、ただ、それに執われないようにしていただきたいと思います。

西田天香『思ひ出』(昭和10年)より

トイレ清掃これは今から70年前の学校創設者西田天香の言葉です。以来、燈影学園(いずみ幼稚園・一燈園小学校・一燈園中学校・一燈園高等学校)は、“根本のことを自然な方法で教える”学校を実践しつづけてきました。緑豊かな山麓に佇むこの学校には、人を蹴落としたり、いじめる生徒はひとりもいません。1クラス10名以下の小中高一貫教育により、子供たち一人ひとりの個性はのびのびと大きく育っていきます。

本学の教育は単なる知識修得に偏ることなく、「行餘学文」(行じて餘暇あれば文を学ぶ)の校是のもとに、個々の生徒の人間性を高めること、すなわち“天性教育”に重点を置いています。その柱となっているのは「自己を深める=祈り」、「社会に役立つ=汗」、そして「基礎学力の徹底と定着=学習」です。

少人数による一貫教育

少人数による一貫教育少人数はおちこぼれをなくし、生徒の個性を引き出します。一燈園では1クラス10名以内の小中高一貫教育による指導の下、1人ひとりの学力と資質を把握し、学習効果を高めます。

家庭的な生活環境

家庭的な生活環境真の教育は日常生活の中から始まります。一燈園高等学校では教室学習を越えた家庭的な寮生活の中で、生徒と教師の信頼感を深めてゆきます。

奉仕の勤労体験教育

奉仕の勤労体験教育21世紀の国際社会に貢献する日本の青年は国内、国外を問わず、その活躍の場において奉仕の精神が尊ばれる時代を迎えます。一燈園では様々なボランティア体験を通して勤労の尊さを学びます

帰国子女、海外生徒と共に学ぶ

帰国子女、海外生徒と共に学ぶ21世紀に向かって地球は急激に小さくなりつつあります。一燈園では国際化の時代を迎えてますます増加する帰国子女、海外生徒を受け入れ、お互いの国際感覚を高めてゆきます。

コミュニティーと共に

コミュニティーと共に人間はコミュニティー(地域社会)の中で生まれ育ってゆきます。一燈園では様々な年間行事を学校教育の枠を越えて地域生活共同体と共に実施し、地域社会との一体化をはかっています。

伝統文化へのふれあい

伝統文化へのふれあい日本の伝統文化、伝統芸術への情操教育は幼いほど身に付くものです。一燈園では小学校から洋舞(男女)と日舞(女子)、中学・高校からは謡曲と仕舞を正課として採り入れています。

小学校から高校まで一緒に活動

世界の幸福を願う平和教育運動会や学習発表会(文化祭)などはいつも合同で行われ、小さい子供から身体は大人になった高校生まで、和気あいあいと行っています。日常の生活も、朝の礼堂でのお祈りや、昼食時の食堂まで常に一緒です。大きな家族のような学校です。(勿論、授業は別々ですが)